歩くと股関節が痛い!対処法・ストレッチを専門家が解説!

【はじめに】歩くと股関節が痛い…それ、放っておいて大丈夫?
日常の中で「歩くときだけ股関節が痛い」と感じた経験はありませんか?
その痛み、放っておくと慢性化、または変形性股関節症など、重大な疾患につながることもあります。
この記事では、柔道整復師として臨床経験をもとに、股関節の痛みの原因からセルフケア法、整骨院でできる施術まで詳しく解説します。
関連記事
もくじ
・令和整骨院のお得なクーポンはこちら↓
1. 歩くと股関節が痛いとは?~股関節の構造と働き~
股関節は太ももの骨(大腿骨)と骨盤が接する「球関節」です。
全身の中でもっとも大きな関節で、体重を支えながら前後、左右、そして回旋など多方向の動きを可能にしています。
解剖学的には:
- 大腿骨頭(ボール部分)
- 寛骨臼(ソケット部分)
- 関節唇・滑膜・靱帯・筋肉(大腰筋、中殿筋など)が関与
痛みが出る場合、筋肉・関節・神経いずれかに炎症や負荷がかかっていることが多く、そして歩行時の負担が増すと顕著に現れます。
2. 痛みの主な原因とは?生活習慣から病気まで
【生活習慣由来】
- 長時間の立ち仕事、または歩行
- 猫背、または反り腰などの姿勢不良
- 体重の増加
- 偏った体の使い方(片足重心など)
【疾患による可能性】
疾患名 | 特徴 |
---|---|
変形性股関節症 | 関節の軟骨がすり減って炎症。中高年女性に多い。 |
臼蓋形成不全 | 骨盤側のソケットが浅く、大腿骨が不安定。 |
坐骨神経痛 | お尻~太もも裏まで痛みが広がる。 |
股関節唇損傷 | スポーツで多く、関節の「引っかかり」感あり。 |
3. 自分でできる!セルフチェック法
以下のセルフチェックを行ってみましょう。
片足立ちテスト(中殿筋機能チェック)
- まず壁に手を添えて、片足立ちする。
- そして立っている側の股関節に痛みが出る or 骨盤が左右に揺れる → 筋力低下の可能性。
屈曲・内旋テスト(FAI症候群の簡易チェック)
- まず仰向けになり、膝を抱え込むように胸に近づける。
- 次に内側に少しひねって股関節に引っかかるような痛みが出る → 関節唇損傷の可能性。
4. 病院と整骨院、どっちに行くべき?治療法の違い
● 病院(整形外科)
- 【検査】X線、MRI、そして超音波
- 【治療】痛み止め、リハビリ、場合によっては手術(人工関節)
● 整骨院
- 【施術】筋膜リリース、骨盤矯正、そして関節モビライゼーション
- 【特徴】非侵襲的、そして自然治癒力を活かすケア
- 【おすすめ対象】「まだ病院に行くほどじゃないけど気になる」人
5. 自宅でできる股関節ケア|ストレッチ&マッサージ
1.大腿筋膜張筋のストレッチ

- まず横向きに寝て、上の足を前にクロス。
- 次にゆっくり体を起こす(股関節の外側が伸びる感覚)。
- そして、20秒 × 3セット(左右)
2.臀筋(中殿筋・梨状筋)ストレッチ

- まず仰向けに寝て、片足を膝にかけて「4の字」にする。
- 次に反対側の膝を胸に近づけていく。
- そして20秒 × 3セット
3.フォームローラーを使った筋膜リリース

- お尻や太もも前側をローラーでゆっくりと転がす
- 痛気持ちいい程度の圧で1部位30秒目安
6. 再発を防ぐ!股関節痛の予防法と生活習慣の見直し
姿勢の改善
- 椅子の高さ、または骨盤の傾きを見直す
- 長時間同じ姿勢を避け、1時間に1回は立ち上がる
筋力トレーニング
- 中殿筋、そして腸腰筋の強化で股関節の安定性UP
グッズの活用
- 骨盤サポートクッション
- スタンディングデスク導入など
7. 【図解】病院に行くべき判断基準|症状別フローチャート
【Q1】痛みが2週間以上続いている → YES → 病院へ
↓ NO
【Q2】夜間痛や安静時痛がある → YES → 病院へ
↓ NO
【Q3】歩行困難、跛行(びっこを引く) → YES → 病院へ
↓ NO
【Q4】軽度の違和感 → ストレッチや整骨院ケアを試す
8. まとめ|まずはできることからはじめよう
「歩くと股関節が痛い」という悩みには、日常生活のクセから疾患までさまざまな要因が関係しています。
まずはセルフチェックやストレッチで身体の声を聞き、必要に応じて整形外科や整骨院の受診を検討しましょう。
📣 この記事が役に立ったら…
・SNSでシェア!「#股関節痛対策」で感想も教えてください!
・コメント歓迎:「試してみた感想」お待ちしています!
LINE登録で無料相談、または欲しい方にはセルフケア動画をプレゼントします!
インスタフォローで最新情報をお届け!
→フォロー
9. よくある質問(FAQ)
Q1. 股関節痛は加齢のせいですか?
A. 加齢も一因ですが、姿勢、そして筋力低下も大きな要素です。
Q2. 温めたほうがいいですか?
A. 基本的には血流改善に効果的ですが、腫れ、そして炎症が強い場合は冷却が有効です。
Q3. ヨガやウォーキングはしていい?
A. 痛みの程度によります。違和感が強い場合はまずストレッチと休息を優先してください。
関連記事
・令和整骨院のお得なクーポンはこちら↓