ふくらはぎのむくみ解消!原因・セルフケア・予防法

はじめに
ふくらはぎのむくみで・・・「夕方になるとふくらはぎがパンパン」そして「ズボンがきつくて脱ぎ履きが大変」——そんなお悩みはありませんか?
特にデスクワークや育児に忙しい方にとって、ふくらはぎのむくみは日常的なストレスになります。
実は、むくみには医学的な原因があり、そして適切なセルフケアと予防で大きく改善することができます。
この記事では柔道整復師の視点から、むくみの仕組み、原因、セルフケア法、そして整骨院でできる施術まで、エビデンスに基づいてわかりやすく解説します!
この記事でわかること
・ふくらはぎのむくみの医学的な正体
・むくみを悪化させる原因と生活習慣
・自宅で簡単にできる効果的なストレッチ、そしてマッサージ方法
・整骨院での専門施術の内容と受診の目安
ふくらはぎのむくみを根本から改善したい方は、ぜひ最後までご覧ください!
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1. ふくらはぎのむくみとは?
ふくらはぎのむくみ(医学用語では「下腿浮腫」)は、血液、そしてリンパ液の循環が滞り、皮下組織に余分な水分が溜まった状態を指します。
解剖学的視点
ふくらはぎには「第二の心臓」と呼ばれるほど重要な筋肉群(腓腹筋、ヒラメ筋)があり、歩行、そして動作のたびに血液を心臓へ押し戻すポンプ機能を担っています。この機能が低下すると、血液、そしてリンパ液が下半身に滞留し、むくみとなって現れます。
参考文献:
- Wang H, et al. "Role of calf muscle pump dysfunction in the pathogenesis of lower extremity edema." J Vasc Surg Venous Lymphat Disord. 2018.
2. 原因
ふくらはぎがむくむ背景には、次のような要因が関与しています。
2-1. 長時間の座位・立位
デスクワーク、または長時間の立ち仕事により、ふくらはぎの筋肉ポンプ機能が低下し血液が下肢にたまりやすくなります。
2-2. 筋力低下
運動不足によりふくらはぎの筋肉量が減ると、血液を押し戻す力が弱くなり、そしてむくみやすくなります。
2-3. ホルモンバランス
女性ホルモン(エストロゲン)の変動により、体内の水分バランスが乱れる、そしてむくみが出やすくなります。
2-4. 医学的な病態
心不全、腎機能障害、そして深部静脈血栓症(DVT)などの病気でも、ふくらはぎのむくみが起こるため注意が必要です。
3. 症状とセルフチェック方法
「自分のむくみはひどいのかな?」と思ったら、以下の方法でチェックしてみましょう。
セルフチェック方法
- 指で押してへこみが残るか
→ ふくらはぎを親指で5秒間押し、指を離した後に跡が残る場合は「むくみあり」と判断できます。 - 靴下の跡がくっきり残るか
→ 夕方に靴下を脱いだとき、跡が深く残っているのもむくみのサインです。 - 足が重だるい感覚があるか
→ 何もしていないのにふくらはぎがだるく感じる場合、血液循環不良が疑われます。
4. 治療法
ふくらはぎのむくみが強い場合、以下のような医療機関・整骨院での対応が考えられます。
4-1. 病院で受ける治療
- 血液検査、そして尿検査による内科的疾患の除外
- 超音波(エコー)検査による血栓の確認
- 利尿剤などの薬物療法
4-2. 整骨院・整体での施術
- 筋膜リリース:癒着した筋膜を緩め、そして血流とリンパの流れを改善
- トリガーポイント療法:硬くなった筋肉をピンポイントで緩め、ポンプ機能回復
- 骨盤・下肢アライメント調整:全身バランスを整え、むくみにくい体づくりをサポート
5. ふくらはぎむくみ解消セルフケア
忙しくてもできる、自宅で簡単なセルフケアをご紹介します。
5-1. ふくらはぎストレッチ
【やり方】

- まず壁に手をつき、片足を後ろに引く
- 次に、かかとは床につけたまま、前足に体重を乗せる
- さらに後ろ足のふくらはぎが伸びる感覚を感じたら、そのまま20〜30秒キープ
- 左右交互に2〜3セット繰り返す
ポイント: 呼吸を止めず、リラックスして行いましょう!
5-2. ふくらはぎマッサージ
【やり方】

- まず両手の親指を使って、足首から膝裏に向かってやさしく押し流す
- そして、ふくらはぎ全体を「絞る」イメージで5分程度マッサージ
- 最後に膝裏のリンパ節を軽く押す
ポイント: 強く押しすぎず、心地よい圧で行うことが大切です。
6. ふくらはぎのむくみを予防する方法
日常生活でできる予防法も取り入れましょう!
6-1. こまめな立ち上がり
デスクワーク中は、1時間に1回は立ち上がってふくらはぎを伸ばしましょう。
6-2. 睡眠中の足上げ
夜寝るときに、クッションなどを使って心臓より少し高い位置に足を置くと重力を利用してむくみを軽減できます。
6-3. 圧着ソックスの活用
医療用の弾性ストッキングを使うことで、さらに血流改善とむくみ防止効果が期待できます。
7.受診すべきサイン
ふくらはぎがむくんでいる?
Q1. むくみは数日以上続いている?
↓
押してへ
│
├─▶ NO → 一時的なむくみ。
│ まずはセルフケアで様子を見ましょう
│
└─▶ YES
│
Q2. 片足だけむくみが強い?
│
├─▶ NO → 両足なら生活習慣が原因かも。
│ ストレッチ・運動を試しましょう
│
└─▶ YES
│
Q3. 痛み・赤み・熱感を伴っている?
│
├─▶ YES → ★血栓や炎症の可能性あり!
│ 病院(循環器内科・整形外科)を受診
│
└─▶ NO → ★筋肉・血流循環の問題かも。
整骨院でケアを受けましょう
8. まとめ
ふくらはぎのむくみは、放置すると慢性化しやすいですが、正しい知識とケアで確実に改善が可能です。
今日からできる簡単なセルフケアを始め、そして症状が重い場合は迷わず医療機関や整骨院に相談しましょう。
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よくある質問
Q1. ふくらはぎのむくみは運動だけで治りますか?
A. 軽度のむくみであれば、ふくらはぎの筋トレやストレッチで改善することが多いですが、持続する場合は医療機関での検査をおすすめします。
Q2. むくみが片足だけに出る場合、危険ですか?
A. はい。深部静脈血栓症など重大な病気の可能性があるため、早めに病院で検査を受けましょう。
Q3. 水分摂取を控えた方がむくみ改善に良いですか?
A. むしろ逆効果です。適切な水分補給(1.5〜2L/日)をすることで血流やリンパの流れが良くなり、むくみ予防に繋がります。
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